楽しく遊んで自然に英語に親しめるプリスクール

注目を集める「幼児教育」。ご家庭で様々な取り組みをされている方も少なくありません。しかし、子どもにとってどのような教育環境が望ましいのか、保育園選びで悩んでいるパパ・ママもいらっしゃいます。

そんな保育園選びでお悩みの場合には、プリスクールも視野に入れてみてはいかがでしょうか。こちらでは、プリスクールでできることや幼児期の学びについてご紹介します。

プリスクールは、インターナショナルスクールの保育園・幼稚園のことを指します。保育園や幼稚園の英語版とイメージしていただければわかりやすいのではないでしょうか。

日本のプリスクールの多くが、認可外の保育園・幼稚園です。

認可を受けるには保育士の人数や施設の設備・広さといった様々な基準をクリアする必要があります。独自のカリキュラムなどこだわりを実現するために、あえて認可を受けないというプリスクールも多いです。プリスクールに通う具体的なメリットは、以下のようなものがあります。

プリスクールの最大の特徴は、日本とは異なる文化に触れる環境が整っているということです。0歳～6歳の幼児期は脳の土台を作る時期です。脳の発達が目覚ましい時期に英語に触れることで、国際的な感覚を育むことができます。

具体的な取り組みの内容は施設により異なりますが、一例として、Brainglish Babyのカリキュラムをご紹介します。

• アート＆クラフト
• スポーツ
• フリースタイル
• クッキング
• サイエンス
• ソーシャルスタディ

その他に、プロのトレーナーや講師を招いて、ホンモノと触れ合う取り組みも行っています。

幼児期の学びにおいて最も重要なのは、遊びから学ぶことです。スウェーデンの教育方法を例に、遊びと学びについてご説明します。

スウェーデンは幸福度調査で常に上位にランクインしている国として知られており、福祉が充実していることは世界的に有名です。そんなスウェーデンの幼児教育は、ドイツの教育学者であるフレーベルの「遊びは、子どもを発達させる最良の手段」という考え方に強い影響を受けています。

「遊びから学ぶ」とはどういったことを言うのでしょうか？

例えばお絵かき。お絵かきは空間認識力を伸ばすことにつながります。丸や三角といった簡単な図形、りんごやバナナなど実際にあるものを紙に表現することで、観察する力とそれを表現する力が身についていきます。

お絵かきをしている時に気をつけたいのが、大人が子どもの自由な発想を止めないことです。子どもがりんごの絵を青色で塗っていたり、バナナをピンク色で塗っていたりすると、「りんごは赤色よ」「バナナは黄色でしょう？」と声をかけたくなることがあります。

しかし、このように声をかけて「正しい色」を指定することは、子どもの自由な発想を止めてしまうことになるのです。

お絵かきの他にも、能力を伸ばす遊びは日常にたくさん転がっています。楽器遊びは自分が出した音で遊ぶため、CDなどで音楽鑑賞するのとは違った感性が磨かれ、積み木遊びは「空間認識力」「数学力」「問題解決能力」「協調性」などを伸ばすと言われています。

大人は子どもの遊びを見守るだけでなく、子どもの成長に合わせて「必要な遊び」を用意してあげます。このように遊びから学びを得るのが、スウェーデンの幼児教育の特徴です。